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●「埼玉県シルバーサービス情報公社」の内容
間庭達雄
ただ今紹介を頂きました(財)埼玉県シルバーサービス情報公社の間庭でございます。どうぞよろしくお願いします。
私どもの団体公社は県と県内の主要な民間企業の協同出資によりまして、1987年の1O月に設立されました公益法人です。どんな事をやるか一言で申し上げますと、高齢者の方々が人生を豊かに活力あるものにして頂くために、諸々の情報を差し上げる情報提供機関でございます。
皆様方、お手元にお持ちだと思いますが、「オニオン」という総合情報誌(月刊)で、多くの会員に対して発行しております。内容は民間のシルバーサービスや公的な福祉サービス、保健医療情報、文化教養情報等諸々の情報を盛り込みまして、毎月ご家庭にお届けしています。
どんな情報提供をしているかといいますと、シルバー11O番と申しまして、高齢者の総合相談を承っております。それから350程の福祉便器の展示場を大富に持っております。
また最近は福祉的な公益事業も手懸けております。「契約ローン」といい、家の段差を無くす改造や、福祉機器の購入のための在宅福祉資金の貸付け等です。今、厚生省から指定を受けモデル事業として行っているのですが、県下の数市町村のご協力を頂き、保健と医療と福祉情報を1つにまとめまして、県の市町村の段階で相談機関にこの情報を流し、役立たせてもらうというシステムを開発中でございます。
今年の新規の取り組みですが、在宅福祉サービスの総合支援システムの整備という事もやっております。本日会場には市町村の皆様が多数いらっしゃると思いますので説明しておきますと、360日型の配食サービスや、24時間の巡回訪問サービス等を民間の企業と委託契約を結んで実施している市・町・村がありますが、そういう市町村に対してコンサルタント業務をやっていこうと(私共にそういう企業が会員企業として入会しております)始めたところでございます。
それから今日のテーマでありますボランティア関係では、まだ先月の9月に発足したばかりなのですが「埼玉県アクティブボランティアセンター」の事をお話したいと思います。
これは埼玉県は企業退職者などの都市型高齢者が今増えており、今後も多くなってきますので、そういう方々が地域にソフトランデングして頂こうという趣旨で設立したセンターでございます。よろしくお願いします。
田中 ありがとうございました。次に狭山市長の町田さんにお願いします。
●高齢社会のボランティア対策のあり方
町田潤一
私は市長になる前は県会議員として7年間いろいろ仕事をさせて頂きましたが、中でも21世紀の高齢社会を視点において殆ど福祉関係の部に所属をして参りました。

 

 

 

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